ワがまま王子☆




「あんたさ、何で俺を見るときいっつも睨んでるわけ?」






「睨んでないしッ!!」







すると、零の細い指があたしの額に伸びてきて、眉間に寄ったしわを元に戻す。

「ほら。」

得意げに笑う顔がむかつく。




零の全部がむかつく。





全部、全部。




零なんて・・大ッ嫌い。








あたしは恋になんておちない。