「い・・いいよ!でも、9月なのになんで浴衣?」 「私もよく知らないんですけど・・ここのキャンプファイヤーでは、着ることが義務づけされてるって言ってました。」 ぎ・・義務付け!? なにそれ・・? 「と・・とにかく!早く行きましょう・・?もうそろそろ集合時間です。」 ほっそりとした綺麗な腕につけた時計に目をやりながら あたしの手を軽くつかんだ。 「え・・あたしは・・っ」