ワがまま王子☆




「僕なんて・・ですか。」

一見、いつもの王子スマイルに影がさしたように見えるが、口元は笑っている。

むかつく・・ッ

たくさんの女子に監視されている中、零に変な事は言えない。

零を軽く睨みつけ、自分の席へ座った。

むかつくむかつくむかつく!!!!!

何、あの態度!?

ちょっとイケメンだからって・・ちょっともてるからって・・!!



零と出会ったこと。







このときには、不幸としか感じなかった。