「~~~っじゃあ今度零用にそれ買ってくるけど・・いいの!?」

「共用でいいじゃん。」

別に新しいの買わなくても。

「零はいいかもだけどあたしはやなの!!」

「なんで?」

わざと、顔を近づける。

「だっだっだっだから・・・・・・・・ッ」

顔を真っ赤にさせ、目を泳がせ始める。

「理由、ないならいいじゃん。」

軽く鼻で笑うと、未来はまた思いっきりドアをしめて出て行った。

「変な奴。」


ほんと、変な奴。