こんな女、今まで俺の回りにいなかった人種だ。

そっと髪を耳にかけ、顔を近づける。

焦点のあってない目。

「・・・未来。」

顎をもちあげ、無理やりにでも俺の方を向かせる。

もう一度キスをし、そっとベットの上に押し倒す。

「っ!!」

いきなりがばっと上半身を上げ、ベットから飛び降りた。