あたしと零の横で、龍起がいきなりおなかをかかえて叫びだした。 「・・どうした?」 そう、低く静かな声で問いかける。 「せっ、先生!俺まじでおなか痛いんすよ~~っッ ぐおッッ!!」 わざとらしいっていったらわざとらしいけど。 ふーっとため息をつくと、龍起の方に目を向けた。 「・・・ったく。トイレでもいってこい!」