ワがまま王子☆





それまで本に目をやっていた千鶴ちゃんが、顔をあげた。

「河合さんの結果です。」

「げっ、なんで千鶴っち覚えてるんだよぉぉぉおお!」

嘆きながら龍起が転がっている中

一つの音が、部屋に響いた。