―――ガチャ
「れっ零!?」
「ん。」
‘ん。‘とだけいって、ベットの上に座る。
「ななななんでここに!?」
「寒いから。」
そういって頭をこつんとあたしの肩にのせた。
自己中心的な考えを堂々と言う零。
イケメンだと自己中な考えでも、正当化されてしまうらしい。
「じゃっじゃあ、零はここにいてよ!!あたし、リビング行くから!!」
二人きりの空間を避けたい。
でもそんなあたしの淡い願いは伝わらなくて・・・
「なにそれ。」
といって、睨まれる始末。
「や、だからねッ!?」
そういった瞬間、机の上から何かが落ちた。

