ワがまま王子☆

「へ?気にする事?」

なにそれ?と、いったような顔を見せると、下の方を指差した。

・・ん?

素直に指の先を見ると、まだ下着姿にバスタオル一枚のあたし。

「ぎ。」

「じゃ、そゆうことで。」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ」



家中に、全く色気のないあたしの叫び声が響き渡った。