「ふぅ・・・。」

チャポンッ

家に帰って一人になりたかったあたしは、まずお風呂に向かった。

まだ昼だけどっ!!

いわゆる昼風呂ってやつ?

今日一日で一か月分くらいの体力使ったって感じー・・

湯船の中に顔を沈める。

ポタポタと上にあげた髪から落ちる水の音。

あんなやつと暮らすなんて・・考えただけでも怖すぎる・・ッ

でも・・あれだけカッコイイ・・んだから彼女の一人や二人は・・いるよね?

なのに最初に会ったときキスしようとしたし・・ッ

やっぱりキス魔じゃん!?

ジャバッ

湯船からあがって、脱衣所に出る。

「体重体重・・っと。」

下着にバスタオルをはおって、すぐに体重計にのる。