「・・・・く、・・-く、みーく!!」
「ほえっ!?」
「いい加減起きてよ~!」
手を腰にあて、ぷくーっと右頬をふくらませている。
「あれ、学活は?」
チャイムー・・なったよね?
「はぁ?とっくのとうに終りましたー。」
呆れ顔で自分の髪をくるくるといじりはじめた。
お・・終ったんだぁ
あたし、寝ちゃってた?
「未来~今の時間何について話し合ってたか知ってる~?」
「え?」
知っているはずがないことくらい、誰が考えたって想像できる。
花音の口がだんだん月形になってきて。
「クリーン・オブ・グリーンのボランティア募集だったんだけどね~。」
「う・・うん。」