「うん。」
「はぁっ!? 普通の反応は、‘えー知らなかった!まじかよ!?んで、告ったわけ~?‘みたいなこと言うんじゃね!?」
「顔近い。」
「ちょっ・・話しそらすなよ!?」
あれで気づかないほうがバカだろ
だから気づかなかった未来はバカってことか。
「・・・って零!?」
「は?」
「だーからーッ、その先気になんねぇわけ!?」
眠い目をこすりながら、うっすらと目を開ける。
「べつに。」
プールの雰囲気で、付き合ってるってこと分かったし。
それ以上聞く必要もない。
「つっめたい友達だよな~~ッ」
呆れ半分、怒り半分の目で俺をじとーっと睨んだ。
「夏祭り。」
「・・は?」
「夏祭りん時、言ったんだろ?」