「・・・・まぁ・・一応・・・っッ//」
だいぶ日が落ちて
プールももう終り
水着から服へと、着替えているときだった。
「・・えぇっ!?な・・なんで教えてくれなかったの!?」
あっ・・ありえない!!!
あたしは、ぜーんぶ花音に言ってきたっていうのに!?
「だ・・だって、照れくさい・・じゃん!」
恥ずかしそうに、顔をバスタオルで隠す。
「いっ・・今までは、ただの幼なじみだったし・・・?」
いや・・
両想いって、あたしでも分かったよ!?
花音はあたしのこと‘鈍感‘とかいうけど・・
実は、花音の方が鈍感だったりして?
「と・・とにかく!早く着替えちゃおうよっ!」
まだほんのり赤い顔をして、あたしを見た。

