ワがまま王子☆





振り向いたのが、いけなかったんだ。

後ろを向いた瞬間。

ふいに、抱きしめられて。

あたしはもう、零の腕の中――――




「・・・ん・・っ」

あたしの唇を、零の唇で挟んで。

喋らせよう、なんてしない。

だんだん頭がぼーっとなってきたときにはもう遅く。










そこは、ベットの上――――――――――・・・