「ん・・んん~・・・。」

少しだけ漏れる声。

まだ重いまぶたを開けると、そこは真っ白な天井。

あ・・れ?

何で・・部屋じゃないの!?

はっと起き上がり、辺りを見渡す。

見慣れない家具。

見慣れないベット。

「ここどこっッ!?」

頭をフル回転させ、昨日の記憶を蘇らせる。



もし・・かして。

もしかして・・だけど。


昨日・・あのまま倒れちゃった・・とか?

そのまま運ばれて――――――