ピピピピッピピピピッ
真っ暗な真夜中。
一通のメールで、目が覚めた。
「嘘・・でしょ?」
また、メール。
差出人は・・そう。
‘優‘だった。
開けられないメール。
一日に何通も送られてくる、くだらない内容のメール。
この間、‘やめて‘って送ったけれど・・
全然効果はなくて。
少しも、おさまらない。
「はー・・。」
たったの3日間で、何十通のメールが来ただろう。
電話・・だって。
頭、痛いよ・・。
一度目が覚めてしまった夜は。
もう一度寝ることなんてできずに・・
ベットの中で、過去の記憶と戦っていた―――――・・・