バカ・・みたいだ。 もし、あのとき優とあっていなかったら・・ 今のあたしは、普通に笑えていられたのかもしれないのに。 キーンコーンカーンコーン お昼休みが終る、チャイムの音が鳴った。 「さ、行くか。」 あれから、零は何も言わない。 零の手を振り払って、帰ったと言うのに。 優しさが、逆に辛くて。 自分からは・・何も言えなかった――――――――・・・ 今の関係を、崩したくなくて・・