「・・・ッ」

そういうと、肩を抱き寄せた。

怖くて、何も言えない。

「また新しい子できたのかよーっ!!」

呆れ顔で言う、いかにもヤンキーですといった格好の男。

「そういうこというなよなー。」

尻軽発言をされたわりには、しれっとしている。

「じゃさ~その子飽きたら俺にちょーだい♪結構可愛いし?」

そういいながらあたしの髪に触れた。






―――ビクッ

逃げ出したい。

逃げ出し・・たいよ。


なんで・・

今さら?








3年も・・前のことなのに。

今頃彼女だなんて――――――――・・・