ドサッ 手にかかえていた服の入っている袋が、するりと腕から抜け落ちる。 「・・・嘘。」 ドッキリ、ってやつ? クリスマスの・・ドッキリですか? そんなはず、ないのに。 現実って受け止め切れない自分かいる。 ケータイが鳴ったのに気づいたのか、画面を開いた優。 隠す・・と思っていたら、全く別の行動。 画面を開いて、由佳に見せた。 キャハハッとでも笑うかのような表情の由佳。 冗談、でしょ?