ワがまま王子☆



ドサッ

手にかかえていた服の入っている袋が、するりと腕から抜け落ちる。

「・・・嘘。」

ドッキリ、ってやつ?

クリスマスの・・ドッキリですか?

そんなはず、ないのに。

現実って受け止め切れない自分かいる。

ケータイが鳴ったのに気づいたのか、画面を開いた優。

隠す・・と思っていたら、全く別の行動。

画面を開いて、由佳に見せた。

キャハハッとでも笑うかのような表情の由佳。







冗談、でしょ?