っ!?
ちょっとまって・・!!
あたしと零って・・好き同士ってことは分かった・・んだけど。
付き合ってる・・の?
‘好き‘とは伝えられたけれど、‘付き合って‘とはお互い言ってない。
彼氏誰ー?
って言われたら・・零の名前、言っていいのかな!?
そんなこと不安に思いながら、近くにあった椅子に腰をかける。
あたしって・・零にとってなんなんだろ。
ふぅーっとため息をついていると、いきなり顔を覗き込まれた。
「何ため息ついてんの?」
ニヤリとかっこよく笑う零。
「えっ・・!?あ、いやっなんでも・・ないよ!!」
緊張しすぎて何度もかんでしまう。
「ふーん。」
そういいながら、ストロベリー味のアイスを手渡す。
「あっありがと!!」
のっていたスプーンを持ち、上にあったクリームをすくってそのまま食べる。
「ん~おいし~っ!!」
やっぱり、アイスおいしいよ~っ
アイスのおいしさに溺愛しながら、もう一口――――――

