眠気もやっとさめ、リビングへ降りて行くとまた叫んでる声が聞こえた。

朝からうっせーな・・。

あいつの名前・・たしか未来・・とかいったっけな。

昨日の夜この家を訪ねると、おじさんが快く迎えてくれた。

その時に・・たしか娘の未来がいるっていってた・・よな。

その時は真夜中で、記憶が薄れていたのにも無理はない。

「おはようございます、広見おじさん。」

いつもの優等生の顔で、丁寧にお辞儀をする。

ふと隣を見ると、信じられないといった顔でたっている未来がいた。