下をうつむいたまま、顔を上げられないでいると、無理やり零に顎を持ち上げれた。
「・・んっ」
不意うちのキス。
あれだけ嫌だったキスが・・
なぜか愛おしくって。
あたし・・逃げてただけだ。
男なんて・・嫌いとか言って―――・・
本当は・・
本当は・・
零が来た時から・・零とであった瞬間から・・
違う。
きっと出会う前から――――・・・
もう、自分に嘘はつけない。
遅いかもしれない。
けど・・だけど。
あたし・・零が
好き――――・・・
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…