―――――ッドン 背中に、圧力がかかる。 誰かに・・ぶつかった・・!? 「・・ッ!!」 気づいたときにはもう遅くて。 空に舞い上がるナイフと真っ赤なリンゴ。 「あっ危ない!!」 背後から、叫び声に近いような言葉が聞こえてくる。 ザッ 鈍い音。 「まっ牧野さ・・ッ」 先生の青ざめた顔。 え・・? あたし、何かし――――――