そういいながらまたクスッと笑った。
分かってるなら聞かないでよッ!!!!!
「れっ零は!?」
あぁ、神様ッ
どうか・・どうかこの零とだけは同じクラスではありませんよーにっ!!!!!!
「俺?」
「うん。君。」
「教えない。」
そういってあたしの腰に手をまわしてきた。
「~~っ」
悔しい悔しい悔しい・・・・・ッ
「知りたい?」
人差し指で背中をなぞる。
―――――ッビクッ
「いいっいいっ!!知りたくなんてありませんッッ!!!!」
「強がっちゃって。」
「強がってなんかないッ!!!!てか、早く離れてよッ」
さっきから女の子からの視線が痛い。
こんなことしてたらどこかのバカップルって勘違いされんじゃんッ!?
男嫌いじゃなくて男好きって思われたらどーしてくれるんだッ
あたしは零の手を振り払って、教室へと向かった。

