‘花音ね、拓馬の事ずーっと好きなんだ。‘
頬をほんのり赤くして恥ずかしそうに顔をうつむかせる花音は、恋する女の子だった。
花音が・・
拓馬って人のこと・・?
そういえば・・幼なじみだもんねー・・
「じゃっじゃあさ、なんで自己紹介の時こくってね~とか言ってたの!?」
そこが不思議。
好きな人いるなら・・言わなくてもよくない!?
「だーかーらぁ、ちょっと・・嫉妬させたかったの・・!!」
両手で口をおさえる。
嫉妬・・
自分が嫉妬するのはすごくやだけど。
嫉妬されるのは異常に嬉しかったりする。
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