white destiny ―涙腺をこえて―


――――――――――――――

玲李Side...xxxx


小学4年のときに優華とは出逢った。

この出逢いがなければ
私はいや、きっと優華も…

…この世にはいない。


優華は私にとって唯一の大切な人。

私は小6のとき苛めにあって

それを知った優華は

私のために泣いてくれた。

そこからなんでも話せる

無二の神友になった。

優華の家の事も過去も全て

知っている。

優華も嫌がらせを
受けたことのある者だった。

そして家の事や嫌がらせを受け、限界だった優華が…

自ら手を黒く染めた事も―。



高校に入って少したった頃、

私はまた嫌がらせを受けた。

そこから私達は学校をサボり始めた。