~翔~
 
 このまま家に帰るのも気が引ける。
 コンビニによっておにぎりを買う。

「いらっしゃいませー」

 えびまよとワカメのおにぎり
 緑茶を買った。

「110円が2点130円が1点」

 350円か。

「合計350・・・翔?!」

「350・・・え?!あれ?!
 恭哉?!なんで??」

 小学校の6年間、中学の2年間を
 共に過ごしたが転校してしまった
 幼馴染で親友・松下恭哉だ。

「バイトしてるんだ」

 恭哉の親父さんはガンで亡くなったと聞いた。

「そっか・・・」

「・・・てか、お前なんで学ラン着てんの?」

「ん、ちょっと・・・・
 男子高に編入した。
 だから・・・・男として扱って。
 私・・・・いや、俺って言わないとだし
 ばれたら・・・・!!!」

「分かった分かった」

 流石!!話の早いやつだ・・・!!

「あ、ちなみに恭哉の高校って何処??」

 
「俺?俺は峩お「きたーーー!!」・・・は?」

「わた・・・俺、俺も峩王!!」

「マジで?つか家どこ?」

 赫々云々(かくかくしかじか)。
 
「・・・」

「え?何?」

「俺ん家、向かいなんだけど」

「嘘ー!!」

 やったー!!
 一緒に登校!!

 「明日から一緒に登校しない?」

「いいけど」

「んじゃ、明日7:00ね」

「おう。了解」
 
「んじゃ頑張って」

「ありがとうございましたー」