龍人は本当に1分で来た。
 ダッシュしてきただろうに
 息が乱れていない。

「どうした」

「君たちの
 ”敵” 
 について聞こうかと」

「「・・・」」

 2人とも黙った。
 ま、恭哉はもともとだったからいいけど

「あの時龍人教えてくれなかったよな。
 だから、いま教えてよ」






「しゃーねーか。
 

 ・・・実は・・・」