「授業のノート」

「へぇ・・・龍人が取ったの?」

「黒板に書いてあったことだから」

「・・・ありがとう」

 なんとなーく沈黙が流れる。

「汗、すげぇけど風呂入るか?」

「うん」

 パジャマは汗でぐっしょりだ。
 髪の毛もべたべたする。
 龍人が部屋から出ていく。
 着替えを持って階段を降りる。
 足元がふらついて・・・・・

「のわぁッ!!」

 飛んだ。

 ボスッ

「いっ・・・・・!!」

「龍人!ごめん・・・・!!」

「んじゃぁ、
 ちょっと、このまま黙って」
 
「・・・」

 私は龍人に抱きしめられてる・・・??

「大丈夫か?」

「・・うん・・・」

 私なにときめいてんの?!
 龍人だよ?!

「あの・・・汗流したいんだけど」

「あ、わりぃつい」

 つい、であの行動はちょっと・・・

「テレビ見てるから」

「好きにしていいよ」

 すんごいニッコニッコしてる・・・。