あの子
「学校で 翔 はどんな感じ?」

「俺ら不良と違って・・・頭がいいし・・
 頭の回転速いし・・・・。すごいです。
 今日の授業でも俺らは寝る遊ぶサボる
 のどれかですけど、翔だけが真面目に
 授業受けてます。
 センコーが泣いて喜んでます。

 それにスポーツもできるんですね。
 柔道だったんですけどセンコーの事
 ぶっ飛ばしたんです。
 んでセンコーのやつ脳震盪起こして」

 龍人はいったい何を言ってるんだ・・!

「でも
 意外に女っぽいですね。
 怒ったときの顔とかが。
 失礼なんですけど。
 俺のダチの冬貴って奴も
 可愛いってずーっと言ってました。
 ・・・俺から見ても可愛いですし。

 って、お義母さんに言うのも変ですね。
 失礼しました。

 でも本当に翔が女だったらって
 今日何回もー」

    ゴンッ!!

「いてぇっ!!」

 
「貴様は母さんに何を言っているんだ。
 殺すぞ」

「翔!皿で人を殴らないの!!
 皿がわれたらどうするの!!」

 怒るポイントそこ?!

「早く置きなさい。食べたいの」

「うるせぇな。ほら」

    ドンッ

「うまそ・・・」
 
「この子の作った料理は美味しいの。
 早く冷めないうちに食べましょ?」

「「「いただきます」」」

 ・・・
  
「うめぇッ!」
 
「美味し!」

「うん、まぁまぁ」
 
 それから特に会話もなく。
 食べ終わると何故かいつの間にか
 どこからかmonopolyを持ってきていた

「やりましょ!」

「「・・・」」

 終わったのはPM:5時。
 外はもう真っ暗だった。