ゲッ・・・やらかした・・・！！

「もし、翔が女なら、
　俺すげー失礼なことしたなって・・・。
　キスとか・・・・」

　忘れてたのに・・・・！！！！

　その場にヘナヘナと座ってしまう。

「もう・・・ホント龍人ってなに？」

「え・・・もしかしてホントに女？」

「女なわけないでしょう！！
　マジふざけてんの？！
　弁当作んねぇぞ？！」

「つくってよ・・・」

「分かってるよ！」

　ぱっと輝く表情。
　だがすぐにいつもの仏頂面に戻った。
　可愛かった・・・。

「あの壁紙と小物は全部姉だよ」（大嘘）

「あぁ、なるほどな」

「まんまで残しておかねぇと
　・・ブチのめす、って言われてんだよ」

「お姉さん、強いな」

　ゴメン。全部ウソ。

「あ、ところで翔、学校行く時、
　１人か？」

「いや、向かいの恭哉と行くけど」

「・・・？！」

　なんか、すごい驚いてる・・・？？

「嘘・・・だよな？」

　普段では想像できないような
　焦った顔をしている。

「いや、嘘じゃないけど」

「松下恭哉とはすぐに縁を切れ。
　かかわっていいことまない」

　すごく早口、縁切れって・・・。

「どーゆーこと？？」

「あいつは・・・！！」


「ただいまー！！
　てあれぇ？？翔、誰か居るの？？」
　








　お母様登場ーーーーーーーー！！