天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ

「貴様、名前は」

「神楽 七星ですっ!」

気丈にも翡翠を睨み返す七星。

泣く子も更に泣きじゃくる翡翠を相手に、正面から睨み返すとはなかなかの強気。

「大体先生!」

七星はビシッ!と翡翠を指差した。

「その腰の刀!どういう事ですかっ?」

「む?」

解せん、とばかりに声を上げる翡翠に。