「……」

何も言わず、アリスカのカップにコーヒーのおかわりを注いでやる鳳。

「副理事?」

「お前も辛いんだな、アリスカ…ぐすっ…」

「ちょっ、何泣いてんですか副理事!」

「あー何も言うな!同じ苦労人としてお前の気持ちは痛いほどわかる!」

バンバンとアリスカの肩を叩く鳳。

「私はお前の味方だぞアリスカ!私の前でだけは、弱音吐いてもいいんだぞ?」