そんな小岩井の満身創痍ぶりを他所に、阿行の悪魔の誘惑は続く。

「いわわん、最近胸が苦しいのー」

「……?」

純朴な小岩井、首を傾げる。

「何か…悩み事ですか?」

胸を締め付けるような苦悩というと、やはり恋の悩みか。

さてはわたるん辺りに仄かな恋心を…。

そう考えていた小岩井は。

「うん、オパーイが更に大きくなってるのー」

「っっっっ…」

天然な発言に意識を飛ばされかける。