そんな雅代はまるっと無視。

「なでりん、まゆゆん、まさまさ、お腹空いたんならローソンにハニーマスタードドッグ買いに行こうよぉ」

ローソン商品が多いのは、理事長御用達の為。

「駄目…授業始まる…時間ない…」

掠れたような小さな声で阿行を窘める天音。

「そだねぇ、学食か購買で我慢するしかないねぇ」

撫子も天音に同意。

「そかぁ、じゃあ学食でいいやぁ」

ショボーン(´・ω・`)

ちょっとガッカリな阿行。

かくして四人は学食へと向かう。

「だから降りてよ阿行ちゃん…怖いよぉ…」

半べその雅代を無理矢理に引き連れて。