このままではいかん。

バレているのかいないのか、そんな瀬戸際でのやり取りは精神的に参ってしまいそうだ。

ここはひとつ。

「そんな事言ってさぁ…実は雛菊ちゃんがラブリーピンクだったり?」

撫子は反撃に出る。

反撃というか、冗談めかして切り返したというか。

とにかくこの話題から一旦離れたい。

笑い話にして終わらせてしまおう。

そう思って言ってみたのだが。