「ラブリーピンクって、一体どこから来るのかなぁ?」

顎に人差し指を当て、考えを巡らせる雛菊。

「さ、さぁ…宇宙の果てから来た宇宙人とかね…」

わざと見当違いの事を言ってみる撫子だが。

「宇宙人だったら天神学園にもいるよね、もしかしたら天神学園の生徒だったりして」

「げほっ!げぇほっ!げほっ!」

アホの子の癖に何というド鋭い推理。

撫子、思わず咳込む。