「おばけじゃないよぉ、怪異だよぉ」

「どう違うのぉおぉ?」

ダバーッと涙を流す雅代。

「んーとねぇ…」

ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…

顔文字お面を律儀に変えてシンキングタイムに突入する阿行。

「よくわかんない、まゆゆん、どう思う?」

あっという間に考えるのをやめ、阿行は他人に話を丸投げ。

「「え?」」

雅代と撫子が振り向いた先には。

「「ぎょわぁあぁあぁあぁぁっ!」」

不気味な市松人形を抱きかかえたツインテールの少女の姿!