「ん?ああ、先教室行ってるぜ。」

「ああ。」


鈴村さんはそう言い残して廊下を歩いて行った。


「じゃあ俺達は教室行こ「おーい中里ー」


階段を上がろうとしたら中里さんが担任の先生に引き止められた。


「はい?」

「お前、昨日授業中寝てただろー。ちょっと職員室に来なさい。」


そう言われてつれて行かれる中里さん。


「え、ちょっ、空たんついて来てー?」

「あ、うん。」


学校内では鈴村さんか中里さんと一緒に行動しなければならない。鈴村さんがどこかへ行ってしまった今、私は中里さんについて行くしかなかった。


課題をもらった中里さんと一緒に教室に戻ると、既に鈴村さんは自分の席についていた。
私も自分の席につく。


「山崎さん、これ。」


鈴村さんは私にそう言って何かを渡す。