「でも、お兄ちゃんがお店とモデルの仕事をし始めて。朝早いし、休みなんかほとんどないけど……でもね、絶対夜の7時には帰ってくるの。」 優しいでしょ? 「私のために7時以降は仕事しないって決めてるんだって。」 「すげぇよ、カイリさん。それだけ鈴峰のことが大事なんだな。」 微笑む浪倉君を見てたら、堪えていた涙がポロポロこぼれて…。