「チッ、このこと誰にも言うなよ?」 「は、はひ!!」 声、裏返った…。 浪倉君はそういうと立ち上がる。 「もうこんな時間かよ。結構寝ちまった。」 「そうだった!!早く帰んなきゃ。」 慌ててかばんを持って教室を出ようとする。 「じゃ、浪倉君ばいば…うぇ!?」 手首をつかまれて転びそうになる。