拾い上げてみると、やっぱりウィッグ。 状況が理解できない…。 「んぁ?」 「あ……。」 浪倉君、起きた。 これ、どーすんの? 「は?」 私の手にあるウィッグに目を向けた浪倉君は慌てて自分の髪を触る。 ……浪倉君、イケメンですね。 「お前、どうしてそれ持ってんの?」