「引きたくないけど……そろそろ行こうか。」 私がそう言うと、柚妃は嫌そうについてくる。 私、運ないんだよな。 「はい、次は鈴峰さんね!!」 くじが入っている箱を向けられる。 よし、これは直感が大事だ!! 「コレ!!」 「はい、まだ開けないでね。次は宮野さん。」 柚妃も引き、私達は席に戻る。