春の記憶

結局、私は三日間の休みを
取っていたけれど、三日では見つからなかった。

「なんか分かったらすぐに電話するから」

「ありがとう。またね」

久しぶりに会ったのに
暗い雰囲気のままだった。





「おかえり。
 見つかったの?流依君」

「ううん。だめだった」

「そっか…。もう元気だしてよ!
 今度また四人で遊びに行こう?
 いつまでも引きずってても仕方ないしね!」

流依。想ってるのは私だけなのかな?
だって、流依は私のことも
おぼえてないんでしょ?

そんなのつらいよ…。