夢を見た。

私の隣には流依がいる。
大きくて明るい家は
私たちの家。

「ママー」

そう呼ぶのは、私達の
子供かな。

「お父さん!聞いてよ。」

私達と同じぐらいの年齢で
かわいい女の子。
お姉ちゃんなんだ。


「どぉした?」

流依の声が聞こえた。
お父さんだって…。
きっと、優しいお父さんでしょ?

「あず!ご飯、手伝おうか?」

流依が私を心配してくれる。
ご飯ぐらい、作れるよ。
心配しすぎ。
あれ?
体が重い。
大きくふくらんだお腹。
3人目の赤ちゃんがいるんだ。
だから、心配してくれたんだね?

「パパ、ご飯つくれるー?」

流依が作るご飯かぁ。
食べてみたいな。