春の記憶

書き終えると彼は
堂々と前を向いた。

「始めまして。竹内 流依です。
 流依って呼んでください。
 よろしく」

茶色い髪の毛に
スッとした輪郭。
大きくて優しそうな目。
一言で言うと
『整った顔』

なんか悔しい。

「カッコイイじゃん。
 どぉよ!?」

梨乃が目をキラキラさせて
私に聞いてくる。
どぉよ?って言われても…。

「まだ会ったばっかじゃん!」



まだ桜が綺麗に咲くこの季節に
君と出会いました。