春の記憶

「1位おめでとー!!」

お昼の時間。
お茶の入ったペットボトルを
もって、4人で乾杯!
それぞれがお弁当を取り出した時。

「た、竹内君。
 ちょっとだけ良い?」

流依は学年でも可愛いと
評判な近藤 千紗ちゃんに
呼ばれた。

「わりぃ。ちょっと
 抜けるな。」

私達にそう告げて流依は
千紗ちゃんについていった。

「告白だったりして?」

梨乃が私を不安にさせるような
言葉をわざとかけてくる。

「変なこと言わないでっ!」
「ごめんってぇ」

梨乃が謝りながら笑う。
流依が帰ってこない間3人で
スウェーデンの事を話したり
また今度、Wデートをしよう。とか
そんな他愛もない会話で
盛り上がった。

キーンコーン…♪
チャイムが鳴って
お昼の時間が終わったことを
しらせた。

「流依まだ?」

だけど、流依の姿はあたりを探してみても
見つからなくって。