あれから、休み時間になっては渡り廊下を見て芸能科の人達を見る。
正直、わかんない。
そして放課後。
期限は一週間だからまだ大丈夫だけど…
適当は許されない。
皐月姉はしつこいから、本当に人気にならないと後々何か言うに決まってる!
「よかったらどうぞー」
いきなりジャージを着てる人にチラシを配られる。
チラシを見ると演劇部の公演案内だ。
しかも今日。
「あ、おったー!」
あめちゃんが竹刀片手にやってくる。
私を探してたみたいだ。
「さっき祥子と話してたんやけど、演劇部見に行かん?」
あめちゃんがチラシを見せる。
あめちゃんももらったんだ。
「うちの演劇、結構凄いらしいねん。
全国に当たり前出場してるんやって」
「へー…」
「ほな決まりやな!」
あめちゃんに手を握られる。
え?
行くとも言ってないんだけど…。
そして私はあめちゃんに連れられて演劇部が公演する体育館に行った。
