柏木のいる教室に行くと 席に座って勉強をしている姿が見えた。 「…よっ」 こっちを見る柏木。 「来ないかと思った。」 柏木はそう言った。 「話があんだから来るに決まってるだろ」 「…あたしも話があるの。」 そう言った柏木の目は怖かった。 「話って…?」 「あたしから話していいの?」 コクリと頷く俺。 そこからの話は…―― 俺と那奈に関わる話だった。