【完】また君を愛してしまうから



「さ、もうすぐ帰ってきますよ。私は...窓からでも消えます。もう魔法は使えませんからね。」


「じゃあ、どうやって入ってきたのよ!」



ベジは「秘密です。」といった。




「梓、あなたをあの時救ってよかった。ひとつも後悔してません。」


「ベジ...。」



ベジはそっと私のほうへ歩いてくるとおでこにキスをした。



「ずっと...見守っています。これからも。」


「ベジ?ベジ?」



ベジは窓まで走っていった。


もう、出て行こうとしている。


「ベジにあえてよかった!!ありがとうー!」



私は叫んだ。



私に命を与えてくれたベジ。



長い夢なんかにしないでおこう。


大切に心の中に刻んで...生きていこう。